2010年8月17日(火)~ 7月28日(土)
「漆蒔(うるしまき)」の技法を駆使した徳田吉美さんの作品を紹介します。
この技法は絵柄を漆で描き、それが半分乾いて粘着力が帯びて来た時に絵の具の粉をまぶしてから焼くと漆は焼け去り、絵具だけがくっきり残る技法です。 発色が非常によく、絵柄の縁取りには、銀彩が施してあり、銀と色が接している部分が滲んだように変色した味わいのある作品に仕上がっています。 どうぞお楽しみください(鬼束恵司)